こーちょーの業務日誌/2020年5月/1日
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1日 K林のA児
11時までのK林
ツツジコーナーへ。
今シーズン初、クマバチのオスが縄張り飛行。
今まで見なかったのが不思議だったんだよな。
300mmでMFで撮影チャレンジ。3枚ほど撮ったが、どれもピントがいまいち。
そこそこかわゆく撮れたけど、男の子だからな。
K林に着いた時から、男の子とお母さんと女の子がいた。
男の子は人懐っこく、なにしてるの?と聞いてきた。
網を持って、バッタを探しているようだった。
女の子は、私を見上げて、でへーっと笑顔。
そのうちいつの間にか男の子が増えていて、やっぱり網。
虫かごには…。
え?
その男の子とその男の子のお母さんじゃないお母さんとの会話を聞いて驚いた。
「クマバチはねえ、オスは刺さないんだよ。」
お、くわしいじゃないか。
「これ、昨日つかまえたやつ」
え?
「ナミアゲハはいいや」
え?
クマバチハンターかよ。ふつう蝶だろ。
「去年、オオスズメバチ飼ってた」
この歳にして(その後小1と判明)蜂好きかよ。
「A児くん、お母さんも虫にくわしいの?」
「ううん」
くわしそうな感じに私にも聞こえたが。
男の子同士はご近所のようだ。
お母さんの子は5歳と判明。今年年長と。散歩に来たおばあさんとの会話で聞こえてくる。
「じゃあ、行くね」と先に帰ろうとしたが、女の子がついていかない。
あれ?でへでへ女の子はA児の妹なのだった。壊れた網を持って、ストレッチしてた。
「このチョウにいるアリは何だろう」と帰るところなのにA児が呼ばれる。
少しして私も見に行った。
「アリはねえ…。チョウはゴマダラチョウですね」
死体だが、今シーズン初。
「あかぼ、あかぼ・・・」
「アカボシゴマダラね」
A児は、けっこうどもりがある。
虫好きでどもりがあるって、学校が始まって、いじめられないといいけどなあ。
ますます虫の世界にのめりこめば、将来が楽しみでもあるが。
アオスジアゲハを取りたがっていたので(ちょっとホッとした)、
おととい、15時近くに撮れたよと写真を見せる。
夕方近くにならないとねえと言ったら、「俺、夕方までいる」と宣言してた。
今シーズン初のヒゲブトハナムグリをなんとセイヨウタンポポの綿毛の上で見る、撮る。
15時まで
14時ごろK林行ったら、A児、いた。妹も。今度はじいじも。
「ヤッホー」
友達あつかいになってる。
「その後、なんか採れた?」
カゴを指し「なにが入ってるの?」
「クマバチだよっ」知ってるでしょと言わんばかり。
どうやらその後あまり成果は上がっていないようだな。
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まずはロープに止まっているムシヒキアブを撮る。青い(緑)の目が綺麗だ。
メスだな。マガリケムシヒキでよいのかな。
ハルジオンにセイヨウミツバチ。
カラスノエンドウにヒゲナガバチのメス。
ツツジに来たナミアゲハはもやはお泊り体制か。
しかし、別のアゲハに追われてしまい、「何すんだよ」と怒った私に
A児が反応した。自分が何か言われたと思わせてしまった。ごめんよ。
あ、スズメバチ?と思ったら、腹長土蜂(ハラナガツチバチ)がハルジオンに止まった。
クヌギ(かクリ)の葉の上では、クロボシツツハムシが合体中。
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A児のじいじがA児のためにアオスジアゲハを捕まえていた。やるなあ。