こーちょーの業務日誌/2020年5月/6日

Last-modified: Wed, 06 May 2020 23:59:56 JST (1661d)
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6日

スイセンハナアブだ!

ここのところよく見る毛むくじゃらのハナアブ、これだけ頻繁に見るのに手元の図鑑でパッとわからないの、おかしいなと思っていた。
もしや、外来種?ということがひらめき、「ハナアブ 外来種」でググったら、出てきた画像はそればかり。
スイセンハナアブだ、間違いない。
改めてスイセンハナアブで手元の資料を片っ端から調べると、出ていたのは2冊だけ。

  1. 『昆虫探検図鑑1600』(リンクを張ったのは新版)
  2. 『野や庭の昆虫 (自然観察シリーズ)』

後者の10ページには、

スイセンハナアブが日本に帰化して害を与えるようになったのは昭和28年からで、いろいろな栽培球根につくことが知られる。

と書かれている。
見たところには必ず球根植物があったこともつじつまが合う。

アカアシオオクシコメツキだ!

昨日K林で見たコメツキムシ、アカアシオオクシコメツキだ。
そういえばどこに行ったんだと昨日発掘した『くらべてわかる 甲虫1062種 (くらべてわかる図鑑)』でわかった。

前胸背板の中央部に浅い縦溝がある。

え?そんなのある?と元の写真を見たら、あるわ。たぶん。

雑木林にすみ

というところも、合っている。

クヌギミツアブラムシだ!

5月1日、午後の部でクヌギかクリの葉の裏で見たアブラムシ、クヌギミツアブラムシだ。
『アブラムシ入門図鑑』で、コナラで見られるアブラムシのところに出ていた。

ファミレスはす向かいの林縁環境

14時過ぎに30分足らず。気温が低く、雨も降ってきた。
午前も出かけたがやはり雨が降ってきて引き返した。
現地につくと、なんか、昨日とまるで雰囲気が違う。しんみり。
ミズキの花をチェック。やはりヒメマルカツオブシムシ多数と若干のヒラタハナムグリ。
ただし、花は少し雨で散ってしまった感じ。激しく降った時間帯もあったからな。
ゆっくりまわる。
あ、ちっちゃな甲虫がいる。イネ科の雑草の葉の上。
ジョウカイボン?あたりつけて調べると、うん、以前、もう10年以上前、教わったことある。
アオジョウカイだ。撮った写真見るとお腹大きいからきっとメスだな。
おっと向こうにはまた別の甲虫。もう少し大きいが、やっぱりちっちゃい。
しかも弱っちい感じだなあ。カミキリモドキ?
違った。これもジョウカイボンだ。
セボシジョウカイ。
いやあ、買うの迷ったのだが、買ってよかったな『くらべてわかる 甲虫1062種 (くらべてわかる図鑑)』
と、セボシジョウカイをさらに調べていたら、あれ、最初のはアオジョウカイじゃない。
ツマキアオジョウカイモドキだ。ややこしや。
これは『くらべてわかる 甲虫1062種 (くらべてわかる図鑑)』には出てなかった。

セボシジョウカイ撮っているうち目に入ったのが、オオアレチノギクかヒメムカシヨモギの葉だろうか、そこに葉虫。
これはこの前も見たクロボシツツハムシだ。

 

赤紫のツツジ(サツキ?)にマルハナバチ。
写真はどれもいまいち。

 

もう1周。
ハルジオンにヒラタアブ。マクロで撮るとこの組み合わせはけっこう美しい。
ミズキの隣の隣の木の葉の裏に、白いロウ物質をたくさん出した幼虫。
このタイプ、いくつかあるよなあ。
本体はどこだ?って『鬼滅の刃』の読み過ぎか。
念のためその葉と花らしきものと樹皮がわかる写真を撮っておいた。
植物はオニグルミで幼虫はクルミマルハハバチではないだろうか。
同じ葉に止まっているムシヒキアブを撮って、今日は終了。GWの観察も終了。


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