こーちょーの業務日誌/2020年5月/7日~
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7日
昨日に引き続き、ファミレスはす向かいの林縁環境へ。短期決戦。
入ってすぐ、ハルジオンの花の上にヒゲブトハナムグリ。
1枚撮ったら飛んでいってしまった。
やはりあの木はオニグルミでよさそうだ。
このきなんのきの掲示板でひろし先生に
オニグルミでよいかと思います。本州北部ならヒメグルミもあり得ます。外観からはオニグルミと区別できません。
とコメントいただく。
http://www.photobb.net/bbs.cgi?id=10170&code=46597&action=edit&pid=&pline=10
葉を裏から見たら、同じ葉にロウ物質をつけた幼虫が2頭。
二つ隣のハナミズキもしたからのぞくが、アゲハモドキの幼虫はおらず。残念。
オニグルミのほうにカメノコテントウも期待するがおらず。
むしろハナミズキの葉のほうにはテントウムシの幼虫がいた。
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アヤメのほうに蜂がいる。あの模様は虫を誘うものだろうとは思っていたが、これまであれに吸い寄せられる全く虫を見ていなかった。
シロスジヒゲナガハナバチのオスのようだ。
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カラスノエンドウのところに、蜂。ん?ん?
うん、コアシナガバチだ。今シーズン初。
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真ん中の草原環境では何度かアゲハが舞う。キアゲハが1頭。アオスジアゲハも1頭だけ通過したがそれきり。すぐ木のほうに行ってしまった。
あとはナミアゲハばかり。一度、2頭、3頭、ん?4頭と一気にどこからか湧いてきたような感じで集まった瞬間もあった。
そのうち、キアゲハがたまに吸蜜し、あ、これは産卵だなという動作に入り始めた。
食草がなかなか見つからない。そもそもここにセリ科の植物あるのか?
そんなところで、オスと思しきナミアゲハが、ナミアゲハである、キアゲハではない、ナミアゲハが、
猛烈にキアゲハメスにアタックし始めた。
執拗である。人間界であれば、ストーカーとして、逮捕されるレベル。
そんな中でもキアゲハは産卵をする。
この写真、ひょっとしたら、写っている卵はそれ以前に産卵されたものかもしれない。
この後もとにかく執拗に追い回されていた。まったく、オスってやつは。
栄養補給にキアゲハがアヤメで吸蜜すると、動きが「止まる」からかさらにナミアゲハが絡む。
おかげで写真は撮りやすい。それ以外はカメラを振り回したが、撮れなかった。
たまに振り切って、ナミアゲハがいなくなったが、そのうちまた出現。
そんなことを繰り返していたが、時間切れで観察はそこまで。
あのあと、どうなったのであろう。
8日
和室のシャッターを下ろしていなかったので、おろそうとしたら、ガラス戸になにか虫がついている。
懐中電灯とカメラを持って外に出る。
蛾?ん、違う。
トビケラ目だ。
ニンギョウトビケラっぽい。
9日
23時半、庭を懐中電灯で照らす。虫の気配なし。
アリッサムの花にちっちゃな蠅が止まっていた。
蠅の仲間は同定が難しすぎるのでパス。夜盗虫でもいればと思ったがそれもおらず。
かつてはこんな雨の日はよくヒキガエルを見たのだが、間違いなく個体数は減っている。
これなら確実にいるだろうと、ユキヤナギをチェック。
ユキヤナギアブラムシはもちろんいる。アリは夜も働いている。