こーちょーの業務日誌/2020年3月/21日
21日 2つの蛹消滅・シロモンヤガ幼虫
楽しみにしていた半ドンの日。朝は春めいてボンヤリとしか富士山見えず。
14時50分、まずは駐車スペースのアシブトハナアブを撮ってからスタート。
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菜の花畑に行くと…ない!ない!ない!すべての菜の花がなくなっていた。
更地にされていた。畑ではよくあることではあるけれど…。
さらに、柵のところにあったモンシロチョウの蛹も跡形もなく。
やっぱり毎日チェックしなければいけなかった。無事羽化したかどうかもわからない。
農家にとっては、モンシロチョウはにっくき敵だからなあ。
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K林へ。
虫はこれといったものは見られず、ソメイヨシノよりも白っぽい桜の花だけを撮る。
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A川沿いをB公園へ。
まだコガモはいる。
ソメイヨシノもまだ半分も咲いてないか。
コサギとソメイヨシノを同時にいれる写真を撮るも、うーん、あっち立てればこっちが立たず。
線路わきの毎年恒例ムラサキハナナ、それから少し行ったところの土筆。
つくしんぼはちょっと時期が遅かったか。1本しかぱっと見、見当たらなかった。
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A川のオランダカイウ撮ってからA'公園。
以前、ヒオドシチョウの幼虫が大量発生していた木を探すも、あれ、ない。
公園ぐるっと回ってもう一度探したが、ない。どの木かもわからないほど、まだ葉もない。
ツイッターではヒオドシチョウ、複数見たが、気配、まるでなし。せっかくあったかいのに。
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A川を離れてB公園へ行く途中、ムラサキケマンの花の写真を撮っておく。
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B公園に到着。
まずはアセビチェック。あれ?あれ?どこ?どこ?蛹が、ない!
ぶら下がっていた糸が切れてしまったか??え?え?
よーく探すと、もう羽化した後だった。
どんな蝶か蛾だったんだろうなあ。
写真を撮ったのは帰るとき。
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アラカシなどの樹液をチェック。やはり昼間は樹液はあまり出ていない。
しかし、トイレ前のそれは、やはり今日もじゅるじゅる。
板のは、アリとこれ。
ホシアシナガヤセバエでいいのだろうか。
https://konton57.amebaownd.com/posts/7991133
『樹液に集まる昆虫ハンドブック』では6月~8月に見られるとなっている。
他のサイトをざっと見ても3月前後に撮った写真は見られない。
翅の斑紋や脚の模様を見ても、ドンピシャな感じはする。
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夜見るべき樹のチェックをしつつ、まわる。その他、虫はほとんど不発。
さすがにチョウはもういないか。
いつも見ないところにもちょっと足を延ばす。
ハエさえ愛おしい。
お尻が毛深い。
https://konton57.amebaownd.com/posts/7991526
ハエと思ったらアブで、アブと思ったらハエということもあるので、
ハエ目は難しい。
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さらにあまり通らないところ(この前夜に間違えて通りはした)を行くと、
おっ、ぶっとい樹の樹皮表面に生えている苔のところに幼虫。
苔を食べる幼虫かなあ。いくら見ても、食べている様子はなかった。
https://kanzen-hentai.amebaownd.com/posts/7948704
家に帰ってから『イモムシハンドブック3』の1~3の掲載種総一覧の画像をざあっと眺めるも、わからず。
次に、そうだこれがあった『小学館の図鑑NEO イモムシとケムシ DVDつき: チョウ・ガの幼虫図鑑』と、これで調べる。
難航。しかし、調べていくうちに、ん?これはヤガの仲間ではないかと。
見ているだけでだんだん楽しくなり、リラックスできたのがよかったのか、
あった!
なんと、一番最後。シロモンヤガだ。
『イモムシハンドブック3』も調べてみたら、なんと、やっぱり一番最後にあった。なんてこった。
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『小学館の図鑑NEO イモムシとケムシ DVDつき: チョウ・ガの幼虫図鑑』はとても素晴らしいから、右のサイドバーに出すことにしよう。