生物とは のバックアップ(No.2)


生き物とは

生きてるってどういうことだろう

生きてるの反対は死んでるだけど、死んでるってどういうこと?

ヒトの場合なら、心臓が止まっているとか、脳死とか、あるよね。

 

植物が死ぬってどういうこと?

確かに死んだ植物は枯れてるけど。枯れるってどういうこと?

 

呼吸をずうっとしなくなれば、死んでいる?

これはいけそうだね。植物も呼吸しているからね。

 

呼吸ってどういうこと?

酸素を吸って、二酸化炭素を出す。

うーん、残念。

酸素なしで呼吸する生物もいるんだよ。

太古の生物にとっては、酸素は身体を錆びさせてしまう(酸化させてしまう)有毒物質だった。

 

まあ、酸素を呼吸に使うかどうかは置いておいて、実際に呼吸を一時的にではなく、

永続的にしなくなっていたら、もうその生き物は死んでいるって考えて、いいんじゃないかな。

 

で、戻るけど、呼吸ってなに?

なんで呼吸なんてしているの?

代謝

代謝とは、外から取り入れた物質を利用して、そして不要物を外に出すこと。

例えば、我々ヒトが食べたり、呼吸をしたりするのは、まさにこれ。

空気を吸って、食べたものを消化して、体に取り入れて、栄養にしたり、エネルギーにして、

そして、不要物を出すよね。ウンコ、おしっこ、汗、それと、息を吐く。

代謝が永続的にストップした時、その生物は死んだ、と言えるよね。

 

自動車は、ガソリンを入れて、空気を取り込んで、エンジンを動かし、走り、そして排気ガスを出す。

そういう意味では、自動車も代謝をしていると言えるかな…?

自動車も生物…?

どう?考えて。”Let’s think !"

+  自動車は生き物?

一つ抜けているところがあるよね。

例えば、君が転んでひざ小僧をすりむいたとする。

消毒しなくても、そのうち治るよね。

 

自動車は、傷ついたら、自力では治らないよね。直す必要があるよね。

ここが違う。

 

自動車も外から物質を取り込むことは同じだけど、それを自分の体の一部にはできないね。

ここが違う。

 

では、もしも車が進化して、それができるようになったら、車は生物と言えるだろうか?

 

生殖

生きているものは、いつか死ぬ。

今生きている身としては、信じたくないことだが、確実なこと。

 

ところが、ここがまたすごいところなんだが、なんと、生物は子孫を残す。

自分の命を次代に託す。

 

え?当たり前?まあ、そうなんだけど…。

 

この命のリレーこそが、生物のもう一つの特徴。

だから、生物は、子孫を残すためなら、どんなことでもする!と言える。

たとえわが身が滅びようとも。

ここ、すごく重要だからね。

結果的に、そうしてきた生物だけが今もなお命をつないでいるともいえる。

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